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脳科学と記憶術

最近の脳科学の研究で興味深いことが次々と発見されていることをご存知でしょうか。例えば「記憶術に優れた人は一般知性にも優れているわけではない」ということです。要は記憶術にすぐれた人は脳の構造が違うわけではない、という事実を証明していることになります。


そうすると人によって記憶力に差があるのは、「脳の働く場所」が違うという仮説です。この仮説に基づいてある実験が行われました。6つの記憶対象を4秒づつ提示した後、2つを出してそのどちらが先に出たかを答えさせる実験であり、3度に分けて調べたそうです。


この実験で分かったことは、記憶する際には右の小脳が活性化すること。そしてどの実験においても記憶術に優れた人は左上中頭回、両側後部板状皮質、右海馬後部、の活性化が強く認められ、また数字による実験では右帯状皮質、左紡錘状皮質、左下前頭溝後部が活性化が認められました。


これらの部分では空間記憶に大切な部分であることから、やはり記憶術が優れた人が「頭の上からつま先まで関連付けて物事を空間的な系列として捉えられていること」を脳科学的によって証明された、ということになるでしょう。


今後の研究では、脳におけるこれらの箇所が司る機能と、人間の記憶とが、具体的にどう結びついていくのか、という検証を進めることによって、更に脳と記憶の関係を解明していくことが大いに期待されていくでしょう。